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神奈川県リーグ1部第1節インタビュー YSCCフットサル32番宿本諒太選手「関東昇格を見据えると、県リーグでは全ての試合に勝っていかないといけないと思っています」

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チームの4点目を決めたほか、頼れるキャプテンとして攻守に抜群の存在感を発揮したYSCCフットサル・宿本諒太選手

 

5月3日(水・祝)、星槎レイクアリーナ箱根で神奈川県フットサルリーグ1部の第1節が行われた。第2試合ではYSCCフットサルがミリオネア横浜に8-0と完勝。優勝へ向け盤石の勝点3を獲得した。試合後、この日も昨季と変わらず攻守に抜群の存在感を見せたキャプテン宿本諒太選手にお話を伺いました。

 

-お疲れ様でした!最終的には8-0ということで、結果としては完勝だったのではないでしょうか。振り返ってみていかがですか?

 

ありがとうございます。今シーズン目標とするところから考えると正直もっと大差で勝ちたい試合ではあったのですが、開幕戦ということで相手も一番モチベーションが高い試合だったと思うので、そういったことを考えるとそう上手くはいかないだろうなと思っていました。前半終了時点での2-0という結果はあまり納得のいくスコアではありませんでしたが、後半は得点を重ねられましたし、トータルで見て8-0というのは悪くない結果かなと思います。

 

-前半からYSCCの方がチャンスは多く作っていましたが、ミリオネアも非常に気持ちが入っていて、球際での集中力も素晴らしかったですね。あと一歩のところで決め切れない場面も多くありましたが、あの辺りはベンチでどんな話をしていましたか?

 

正直決め切らないといけないシーンが多かったのですが、まずはそこまで行けていることをポジティブに捉えていました。いつか入るかなという感覚はあったので。あとは相手GKと1対1になる場面が結構あったので、そこにもう1枚絡んでいこうと話していましたね。1対1ではなくファーに走って2対GK1の状況を作れば100%入るので、自分たちでそういう形を作っていこうと。

 

-後半からは思うようなスコアメイクができたのではないでしょうか。徐々に余裕も生まれて、試合を楽しめているように見えたのですが。

 

点差が広がったことで相手が目に見えてガクッと落ちたところがあったと思うのですが、正直それに助けられていた部分もかなりあったと思います。自分たちの理想の形で崩せたとか、あるいは理想の形でボールを奪えた場面がいくつあったかというと、正直それほど無かったのではないかと。守備でもこっちの前プレが効いていたかというと、そうでもなかったと思うんですよね。アグレッシブにプレーした結果相手が落ちてくれただけで、規律ある前プレができたかというとそうではないですし、そこの課題は残りましたね。ただ今日は強度の高いディフェンスをして、高い位置で奪ってショートカウンターを仕掛けるというテーマがあったので、そこを考えるとまあ悪くはなかったのかなとも思います。

 

-個人のスキルと圧力でボールを奪えていたものの、チームの守備システムの観点から見ると決して狙い通りの奪い方ではなかったということですね。

 

そうですね。個人のスキルやアグレッシブさももちろんそれはそれで大事なことではあるんですけど、それと同時にチームとしての完成度をまだまだ高めていかないといけないなと感じました。

 

-昨季まではハーフからのディフェンスを基本としていましたが、今季は前からアグレッシブなプレスを掛けていくスタイルに変更したんですね。

 

そうですね。去年は引いて守るスタイルで1シーズン戦って、それはそれで僕らのスタイルとして確立できたんですけど、県リーグの状況を考えると自分たちからアグレッシブにゲームを動かしていかないと、待ちだとどうしても引き分けてしまう試合が出てきたりするので。その辺りの去年の反省も踏まえて新しいやり方にトライしています。引いて守る戦い方はすでにできるようになったので、それはそのままに新たな戦い方を確立したいなと。

 

-現時点での手応えはいかがですか?まだ今日開幕したばかりですし、先ほどの話だと熟成はまだまだこれからなのだと思いますが。

 

今はただプレスのラインが上がっただけという感じですね。前プレについてはチームとしてこれから高めていく段階なので、正直今日の時点ではあの出来でも致し方ない部分もあると思います。ただ次節アズヴェールとの試合も控えていますし、もっと緻密にやっていかないといけないですね。

 

-新シーズンに向けて新たな戦力も加わったようですね。県3部のブラックリベリオンから加入した樋口選手は今日早速スタメン出場を果たしましたし、湘南ベルマーレから高橋選手と政野屋選手が、そして元湘南の中村猛選手も加わりました。今日の高橋選手のプレーなどを見ていてもすでにある程度フィットしているのかなと感じたのですが、キャプテンから見ていかがですか?

 

まず若手の樋口、丸山については若くて経験の浅い選手なのでがむしゃらにやってくれれば良いかなと思います。Fリーグから来た選手たちは実績も年齢も申し分ない選手たちなので、今は僕らのやり方に合わせてもらうことに重点を置いています。やはり彼らからの本来の要求の水準は高いはずですし、我慢してくれている部分も多いと思いますが、僕たち既存の選手たちが彼らの求める水準に少しでも近づけるようにプレーできれば良いかなと思います。

 

-確かについ最近までトップレベルでプレーしていた選手たちなのでレベル感については致し方ないと思いますが、それでも今日の試合を観た限りでは雰囲気的にも随分馴染んでいる感じがしますね。

 

自分たちより実績があるからといってその選手にばかりパスを出してしまったり、彼らに対して委縮してしまってはいけないので。そこは僕自身もそうならないように気を付けないといけないところですね。なるべく試合中も対等に、建設的にやっていかないといけないので。戦力的には間違いなく上がっているので、今季はそこに尽きるかなと思います。去年いたメンバーもそれなりに積み上げてきたものがあるので、そこは自信を持って、新加入の選手たちと上手く融合していければ結果もついてくるのではないかと思います。

 

-キャプテンの宿本選手としてはそこのバランスを取っていくことも大事になりそうですね。

 

そうですね。でもFリーグから来た選手たちも色んな部分ですごく気を配ってくれていますし、良い方向にいくと思いますよ。

 

-技術が高いだけで横柄な選手が入ってきたりするとこれまでのチームのバランスが崩れてしまいそうですが、幸いそういったことは無さそうですね。

 

そうですね。人間的にも素晴らしい選手たちなのでそこは安心しています。

 

-キャプテンから見て、今季期待の若手選手はいますか?

 

うーん…全員ですけどね。しいて言うなら5番の山崎ですかね。昨季は僕と同じセットだったので僕がまとめていたのですが、今季はセットが変わったので彼がまとめていかないといけない立場になると思うので。本人も自覚しているのでここであえて言う必要は無いのかもしれないですが、彼がリーダーシップを取ってくれることを期待したいですね。あとは17番の杉山陸斗ですかね。もうちょっと爆発できると思うので。

 

-去年ブレイクした選手の1人ですよね。得点を重ねるごとにどんどん自信を付けていったように見えましたが、終盤の怪我での離脱が残念でしたね。

 

はい。終盤の大事な時期に試合に出られなくて悔しい思いをしたと思うので、今季はそれをバネにさらに頑張ってもらいたいです。

 

-今名前が上がった選手たちのプレーがもう一皮剥けてくると、いよいよ優勝&関東昇格というのが現実味を帯びてきそうですね。ただ、ランツァーレが昇格したことで今年はYSCCが優勝候補最右翼ですから、各チームの包囲網も相当なものになりそうですが(笑)

 

そうですね。これは驕(おご)りとかではなく、おそらくどこの相手も100%でぶつかってくると思いますし、昨年の結果から見てもそれは当然のことかなと思います。毎試合毎試合本当に厳しい戦いになると覚悟していますし、相手がどんなに高いモチベーションでぶつかってきてもそれを上回れるように、もっともっと力を付けていかないといけないですね。

 

-今季の目標は当然神奈川県リーグ制覇と関東昇格になると思いますが、改めて第2節以降に向けての抱負を聞かせてください。

 

今季は毎試合毎試合、1つも落とせないと思っています。関東昇格を見据えると、県リーグでは全ての試合に勝っていかないといけないと思うので。(数年前に東京都リーグから昇格した)BRBにしても昨年のランツァーレにしてもリーグ戦を圧倒的な強さで勝ち上がっていきましたからね。先を見据えつつも、県リーグでも簡単な試合は1つも無いと思っているので、リーグ戦1戦1戦を集中して戦っていきたいと思います。

 

-ありがとうございました!